河井寛次郎/呉須扁壷   KAWAI Kanjiro / Gosu henko

呉須釉に地肌の見える筒書を配した河井寛次郎氏らしい小型の扁壷です。
徳利にも使える寸法で大変珍しい希少な作品です。

河井寛次郎(1890〜1966)
1890年/島根県安来市に生まれる。
1920年/清水六兵衛の持ち窯を譲り受け、住居を兼ねた窯と工房を設ける。この窯を鐘渓窯と名付ける。
1921年/第一回創作陶磁器展開催。
1925年/柳、濱田とともに、民衆の手による工芸品を民衆的工芸と捉え、略して「民藝」という言葉をつくる。
1930年/作陶十年を記念した回顧展開催。
1932年/ロンドンで個展を開く。
1951年/この頃より木彫を始める。
1957年/「白磁草花絵扁壷」がミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞する。
1966年/没。
付属品 河井つね識箱
購入数
売切 / soldout