河井寛次郎/黄釉草花文扁壷   KAWAI Kanjiro /Kigusurisouka henko

縦13.4cm×横31.0cm×高31.2cm
縦横共30cmを超える大作です。
黄釉(灰釉)の釉薬が力強く焼成されています。
筒描きで表した草花模様は河井寛次郎氏独特の抽象表現です。
非常に希少な逸品です。

河井寛次郎(1890〜1966)
1890年/島根県安来市に生まれる。
1920年/清水六兵衛の持ち窯を譲り受け、住居を兼ねた窯と工房を設ける。この窯を鐘渓窯と名付ける。
1921年/第一回創作陶磁器展開催。
1925年/柳、濱田とともに、民衆の手による工芸品を民衆的工芸と捉え、略して「民藝」という言葉をつくる。
1930年/作陶十年を記念した回顧展開催。
1932年/ロンドンで個展を開く。
1951年/この頃より木彫を始める。
1957年/「白磁草花絵扁壷」がミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞する。
1966年/没。
付属品 つね識箱